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FIRE.ver2とは、Freedom(自由)+Ideal(理想)+Retire(リタイア)+Early(早期))です。

認知症疑いの母の骨折。

 

先日のブログで、母が中度の認知症ではないか?との記事を書きました。

fukukatsudooo.com

 

アルバイトを始めて1ヶ月になりますが、私の勤務先が理解できるようになったのは、ここ数日です。

 

何故か、図書館や区役所に勤めていると思っています(←は?)。

この1ヶ月の間に、何度か雨が降ったのですが、そのうちの1回は、折り畳み傘を持って迎えにきました。通勤途中に図書館があるため、図書館の中を探していたそうです。

 

でも、折り畳み傘は、その数日前に母に言われ、会社のロッカーに1本置いておりました。母は、その事は忘れています。

 

しかも、いまだに仕事ではなく、「研修に行ってる」と言います。当然、何度も「研修じゃないよ」「今日は、3,500円働いたよ」「残業で4,500円働いてきたよ」と伝えても、「研修」と言います。

 

正社員として働いていた頃は、一日14時間くらい家を空けていたので、少し記憶力がなくなった程度に思っていたのですが、さすがに、おかしいと思うようになりました。

 

母には、「そんなに呆けて認知症じゃん」なんて暴言を吐いていたものの、自分の母が認知症であるなんて、認めたくなかったのかも知れません。

 

そして、先日、事件が起きました。

 

住んでいる地域で、1時間くらい、台風のような天候になり、朝から大荒れでした。

母との生活を重視したいため、早朝バイトなのですが、起きた時点で、外はまともに歩けそうもありません。先日の折り畳み傘の件もあり、気になったため・・・

 

「雨風がすごいので、家にいるように」との手紙を書いて、仕事に行きました。

会社に着いた頃には、履いていたズボンが洗濯したような状況です。

 

そして、仕事が終わり、いつもはメールで終わった旨を連絡しているのですが(わかりましたしか、返信できません)、嫌な予感がしたので、電話をして、「迎えに来ないでいいよ」と伝え、午後には晴れるとの事だったため、「(電話口でスーパーに行きたいと駄々をこねるのを制し)午後にスーパーに一緒に行こう」と念押し、急いで家に向かいました。

 

台風のような状況は、朝よりひどく、歩くのもやっとです。途中で、濡れても良いので、傘なしで歩くか・・・。と思った程です。

 

でも、そんな心配も吹き飛びました。前方に母が、雨用のジャンパーを着て、迎えに来る姿が見えるではありませんか。そして、手には、また傘・・・・。しかも、今度は折り畳みではなく、長い方の傘。

 

笑って頂いて構いません・・・。

台風のような中、二人で、合計3本の長い傘保持です。

 

母に会えて安心したのもつかの間、たまにある興奮状態です。

恐らく、母が朝起きて、外が台風状態で一人で不安で、精神が不調になってしまったようです。3回目のワクチンの後にも、このようになりました。

 

そして、どんどん興奮状態で、家に一人で向かっていきます。

「危ない!」と思った瞬間には遅く、目の前で倒れました。

 

手も出さず、よくドラマなどで、仕事終わりにベットに「バタンキュー(←古いな)」する形で、前に倒れこみました。手も出さず、固まっています。死んでしまったのかと思った程です。

 

そこから、台風の中、1人で3本の傘を持ち、母を支えながら、なんとか家に着きました。もう、ズボンだけでなく、全身が洗濯状態です。

 

真っ先に、ケガの確認です。

ひざが赤くなっており、痛がっていましたが、出血もしていなかったので、少し安心。でも、ひびが入っているかも知れないので、整形外科に行くことにしました。

 

転んでから、午後の診察まで3時間程ありましたが、みるみる腫れていき、ひざが産まれたての赤ちゃんくらいの大きさになってしまいました。

 

診察の結果、ひざの皿に、3本の亀裂が入る骨折。

そこから皮膚内に出血し、400mlの血が溜まっていたため、血液を抜くことになりました。

 

当然、骨折なので、ギブスです。先生からは、もう少し範囲が広かったら、手術の状態でした。と言われました。

 

松葉杖をお借りしても、認知症疑いの母は使えず、ギブスの足で歩き、本来なら引きずるはずの足の代わりに、松葉杖を引きずっています。

 

笑って頂いて構いません・・・。

 

何度も、「1、2、3」と、2本の足と松葉杖の3つを順番にして教えても、「2、1、3」になったり、「1、3、2」になったり、「ほぼ、ギブスの足で歩いてんじゃん」状態です。

 

これ以上、足のお皿の骨折範囲を広げないように、怪我した足には負担をかけたくないのですが、理解が出来ません。

 

日頃、「老人は絶対転んではいけない」が、家の家訓のようになっていたのに、やってしまいました。

 

私が一緒にいたので、防止できなかった私の責任です。

 

そして分かったことは

悲しいことに、母は「認知症疑い」ではなく、「認知症確定」だと思われます。

 

怪我の後、数日は転んだ記憶もなくなり、「なんでこんな事になっちゃったんだ?」と言い、骨折・ギブスも理解できず、「いつになったら取れるんだろう」と言っております。

 

もう、私の勤務先は理解できなくて良いので、自分が骨折であることを、理解してくださいな・・・。

 

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